RM 033

RM 033 AUTOMATIC EXTRA FLAT

キャリバー RMXP1

スケルトン加工が施された自動巻きムーブメント、時・分表示、モノブロック構造のプラチナ製ローター（オフセンターに配置）。

パワーリザーブ

約45時間（± 10%）。

モノブロックマイクロローター

リシャール・ミルの自動巻きキャリバーの成功に貢献した可変慣性モーメントローターに続き、新しい巻き上げ装置をRM 033に導入しました。超薄型自動巻きキャリバーの特徴の一つは、マイクロローターを搭載した自動巻きキャリバー RMXP1にあります。ムーブメントの中央ではなくサイドに設置することで、貴重な数ミリメートル分を全高から減らすことに成功しています。こうして、33 mmの直径に対して、厚さがわずか2.60 mmしかないムーブメントが発表されたのです。

中心から位置をずらしたローターは効率的な巻き上げを保証し、両方向へ巻き上げられるようにデザインされ、プラチナで作られています。そのためボリュームに対して理想的な軽さを実現しています。

ケース

ケースはリシャール・ミルの作品すべてに共通する、ディテールに対する配慮も施されています。このラウンドケースには無数のスタンピング加工と機械加工が施され、わずか6.30 mmの厚さを実現しています。この時計の設計と製作には、ムーブメント、ケースおよびダイヤルのコンセプトに関する包括的なアプローチが反映されています。例えば、ケーシングリングは用いず、ムーブメントはグレード5チタン製ネジでシャシーのマウントラバー（ISO SW）に取り付けます。

3層構造のケースの組み立てには、16本のグレード5チタン製スプラインネジと、316Lステンレススティール製の耐摩耗性ワッシャーを用いています。また、ラグはケースにトルクネジで固定されています。 3層構造のケースには2つのニトリル製O-リングガスケットが使用され、30mの防水機能を保証。

ブリッジおよびケース用のグレード5チタン製スプラインネジ

これにより、組み立ての際にネジの締め付けトルクを最適に制御することができます。 組み立てや分解時にほとんど影響を受けないため、理想的な経年変化が保証されています。