クリスティ・カー

真の戦士であるクリスティ・カーは、スポーツウーマンとして、助けを必要とする人たちに手を差し伸べることを厭いません。過去最高の実績をもつ彼女は、米女子ツアー通算20勝を誇り、2007年にはサザンパインズ（ノースカロライナ州）開催の「全米女子オープン」を制しました。それ以降は180回ものトップ10入りを果たしています。リシャール・ミルからファミリーに加わることを提案された時には、喜びもひとしおでした。
2014年以来、クリスティは世界中のラウンドでRM 007のチタンモデルを着用しながら、抜群のエレガンスと安定感を放ち続けています。

クリスティ・カーがゴルフを始めたのは9歳の頃まで遡ります。高校のゴルフチームの一員として（しかも男子チームで！）、彼女はまたたく間にフロリダ州の選手ランキング1位まで上り詰めました。1996年にはカーティスカップへ出場し、米国オープンで最優秀アマチュアに送られるローアマチュアを獲得するなど、アマチュア時代の彼女はゴルフ史上屈指の輝かしいキャリアを収めています。彼女がプロ転向を决意したのもこの頃であり、デビュー後は着実に順位を上げていきました。
現在までに彼女はLPGAツアー20勝を挙げており、メジャー選手権で2回の優勝（2007年全米女子オープンと2010年LPGA）、ソルハイムカップに9回出場、そしてウェンディーズ3ツアーでも4回優勝しています。米国女性ゴルファーの獲得賞金で歴代1位に輝いているのも当然のことでしょう。

成功を収めたクリスティは、慈善活動にも積極的に取り組んでいます。彼女はバーディーによって乳がん研究を支援する財団（Birdies for Breast Cancer）を設立し、乳がん撲滅運動へ積極的に関与しています。数々のゴルフ界のスター達が男女問わずこの団体のもとに集結し、有力な著名人の協力もあって、最初の10年間には300万ドルもの資金が集まりました。さらなる活動を目指すクリスティは、「カーヴァチャー・ワイン」を設立しました。