フェリペ・マッサ
フェリペ・マッサはリシャール・ミル ファミリーで最も付き合いの長いスポーツ選手です。ハンドルの腕前はもちろん、義理人情に厚いフェリペ。寛大で温かい人柄を持つフェリペとブランドの関係は、15年以上も続いてきました。彼はフェラーリ史上4番目の実績を残したドライバーであり、最近はヴェンチュリーからフォーミュラEに参戦しています。
「リシャールは、時計製造とレーシングの精神が同じであることを教えてくれました。彼のレベルで時計作りをしていると、解決しなければならない技術的な課題が次から次へと出てきます。また、ハイエンドな時計製造には並外れた手先の器用さや、一瞬の注意散漫も許されない完璧な集中力が必要です。」
フェリペ・マッサ
ブラジル出身のフェリペは、F1屈指のキャリアを誇るドライバーです。彼がモータスポーツの華であるF1にデビューしたのは2002年のこと。リシャール・ミルの記念すべき最初のパートナーである彼は、2004年以降のすべてのグランプリでRMを着用しました。通算11勝、ポールポジション16回獲得、表彰台41回を誇る彼は、フェラーリ時代の2008年にF1世界選手権を惜しくも2位で終了しています。ウィリアムズからは2018年まで参戦。彼は同年に、F1における輝かしいキャリアに終止符を打つ決断を下しました。
「ラファエルとリシャールとの日本での大イベント、アブダビでの素晴らしいイベント、そして4年前にフランスのリシャールの家で開かれたイベントまで、よく覚えています。リシャールは魅力的でカリスマ性にあふれ、友情を大切にするとても義理堅い人ですから、彼との思い出は楽しいものばかり。僕にとって、彼は素晴らしいプロフェッショナルである以上に、真の友人なのです。」
フェリペ・マッサ
リシャール・ミル ウォッチのテストドライバーを長年務めており、時計製造開発にリシャール・ミルを向かわせ、驚くべき功績を打ちたてることを可能にしたのはフェリペ・マッサでした。これらの偉業は、まずRM 006 フェリペ・マッサでテストされ、その後他の多くのモデルに用いられたカーボンナノファイバー地板の製造、RM 009 フェリペ・マッサのALUSIC®ケースなどの新素材の加工、あるいはこのブランドの最もアイコニックなウォッチ、RM 011などが挙げられます。
「RMチームと何年も仕事ができて本当に楽しかったです。手作業によるクラフトマンシップの美しさを守りながらも、徹底して時計のイノベーションの未来をけん引する揺るぎないコミットメントには感銘を受けました。」
フェリペ・マッサ