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ミシェル・ヨー

時計へ捧ぐ共通の情熱

「当初から、アーティスティックな面で、お互いに敬意を払ってきました。私は、自分自身が価値観を信じられないブランドのパートナーになれるとは思いません。 彼は若いアーティストのために、彼らが限界を押し広げられるよう支援しています。それが私の知るリシャールであり、私が敬愛するようになった人物です。」

ミシェル・ヨー

リシャール・ミルはジャン・トッドとの友情を通じて世界の大女優ミシェル・ヨーと出会いました。直感を大切にするリシャールはたちまちミシェルの人柄に魅了され、それから10年余りが経過しました。

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ミシェルのアーティストとしての才能、女性の好みに関する知識と理解、そしてラグジュアリーに対する生まれ持ったセンスに驚かされたリシャール・ミルは、女性向けジュエリーウォッチの共同制作を提案します。こうしてRM 051とRM 51-01 トゥールビヨンという2つの作品が誕生しました。

ミシェルは出演作品が30本を超えるアジアのスター女優でしたが、1997年に出演したジェームズ・ボンドの映画『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』を契機にハリウッドスターとして国際的な舞台へ駆け上がりました。彼女は空手からカンフーまで武道を愛し、映画の戦闘シーンやアクロバティックシーンの撮影はスタンドなしで自ら演じます。

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今日、ミシェルは最も出演数が多いアジア女優。そして最高の実力派女優でもあります。これは大げさな表現に聞こえますが、彼女の出演作品を一つ一つ見ていけば、決して誇張ではないことがわかるでしょう。2018年の大ヒット作『クレイジー・リッチ!』は、過去10年のロマンティック・コメディで最大の興行収入を記録。ヨーは厳格な母であるエレノア・スン=ヤンの役を演じ、出演シーンは10分未満だったにもかかわらず、彼女の演技のおかげで映画は絶賛されました。そしてこの役は、彼女が通常演じる役柄とはかけ離れた役だったのです。

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「私が父親から受け取った最初のプレゼントが時計でした。自分で最初に購入した貴重なオブジェも時計。ここから時計が大好きになりました。昔は大きなメンズウォッチしか着用していませんでした。こうして自分を表現していたのです。時計が伝えるのは時間だけではありません。女性は可愛い時計しか着けてはいけない、という考えにも反対です。」

ミシェル・ヨー

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リシャールに惹かれる理由は何か、ミシェルに尋ねたところ、すぐに答えが返ってきました。 「アーティストとして同じ価値観や信条を共有しているからです。リシャールがパートナーを選ぶときの基準は、相手が体現している価値観、すなわち彼がブランドと重なり合う価値観を体現しているかどうかです。それはエレガンス、意志の強さ、誠実さ、もしくはその他の特別な資質かもしれません。」ミシェルの場合、特別な資質についてはいくらでも挙げられるが、そのなかでも彼女が熱心に取り組んでいる、人道的支援が挙げられます。2016年から、彼女はUNDP(国連開発計画)と協力し、同機関が掲げる17つの持続可能な開発目標(SDGs)を世界に広めている。中でも力を入れているのがジェンダー平等と、貧困の撲滅です。また、彼女は脳・脊髄研究所(ICM)の活動を世間に広める取り組みも続けています。