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バーレーン・マクラーレンチーム

サイクリングを新しい躍動の時代へ

2019年F1シーズンの終わりは同時に、2019年のワールドツアー プロ・サイクリングシーズンの終了となりました。そして、2020年のバーレーン・メリダ プロサイクリングチームがリシャール・ミルの支援のもとで、バーレーン・マクラーレンチームとなることを意味するのです。マクラーレンのレースチームに新しく名を連ねる注目の同チームは、バーレーン・メリダの名で2019年に数々の成功を収めました。上級レースではアイコニックなツール・ド・フランスのステージ優勝2度を含む17度の勝利を上げており、プロ・サイクリング界で最も期待されるチームが加わったのです。

バーレーン・マクラーレンチームは、共同マネージング・ディレクターのジョン・アラートとミラン・エルゼンが率いています。2020年、マクラーレンでは重要ポストに新任者を数名迎えます。なかでも注目は、チーム・スカイ/チーム・イネオスで信望を集めるロッド・エリングワースをチームのトップに、そしてマクラーレン・アプライド・テクノロジーズの俊英ダンカン・ブラッドリーを初代テクニカルディレクターとして迎えることです。チャーリー・ピムはマーケティング・ディレクターとしてチームに加わり、野心的なパートナーシッププログラムの先頭に立ちます。また、元プロ自転車競技選手であり英国チャンピオンでもあるロジャー・ハモンドがパフォーマンスディレクターとして加わります。

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バーレーン・ワールドツアー サイクリングチームとマクラーレンは力を合わせて最高の人材と技術を集結しチームを結成しました。スポーツを活気づけ、ファンやパートナーに刺激を与え、スポーツをエキサイティングな新しい時代へと導きます。マクラーレンは4輪競技から2輪競技へと移行し、28人の強力な選手からなるチームは、スポーツだけでなくテクノロジーにおいても、プロサイクリング最強チームを目指します。チームカラーを使ったRM 67-02プロトタイプは、来年1年間を通してチームメンバーの数人によって、この過酷な競技の実際の現場でテストされます。

バーレーン・マクラーレンチームの選手には、ミケル・ランダ、ワウト・プールス、そして世界屈指のスプリンターの1人であり、ツール・ド・フランスの第30ステージを制したマーク・カヴェンディッシュが含まれます。「カヴ」と呼ばれるカヴェンディッシュ選手は、最も栄誉を受けた英国人自転車競技選手の一人であり、オリンピック銀メダルに加えて4つの世界選手権自転車競技大会で金メダルを獲得しています。ウォッチメイキングの大ファンでもあるマーク・カヴェンディッシュは、すでにリシャール・ミルとの親交を長年にわたって深めていました。

モータースポーツと自転車競技に対するリシャール・ミルの長年の情熱を思えば、2020年以降もその時計が記録破りを続けることに疑いの余地はありません。まさしく、バーレーン・マクラーレンチームが自転車競技をその限界まで押し進めているのと同じように。

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「リシャール・ミル ブランドマクラーレンとのパートナーシップが始まってからというもの、リシャールや彼のチームと個人的に仕事をするのはとても特別なことでした。バーレーン・マクラーレンチームは、リシャールが個人的に情熱を傾けるスポーツでもある自転車競技にブランドが初めて関わったモデルを代表することを心より光栄に思います。精鋭が集まる自転車競技のワールドツアーは、まさしくリシャール・ミルが生み出した驚異的でユニークなモデルのように、情熱とパフォーマンスが完璧に融合した競技であり、高度な技術を誇る美しいタイムピースをテストするのに最高の環境です。ロマンに満ちた過酷で刺激的なこのスポーツにおいて、選手が腕につけたRM 67-02プロトタイプを目にするのを楽しみにしています。」

ジョン・アラート、バーレーン・マクラーレンチーム共同マネージング・ディレクター