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2013

RM 036

TOURBILLON JEAN TODT

自動車の世界はリシャール・ミルにとって常にインスピレーション源であり続けてきました。彼はタイムピースの設計に同じ製作・R&Dプロセスを応用することにより、効率と性能に優れた革新的な究極のソリューションを編み出してきたのです。



しかし自動車には「交通安全」という、リシャール・ミルが長らく関心を抱いていながら取り組んだことのない側面がありました。そこで彼は交通安全に具体的なソリューションを提供できる時計を開発して、長年の友人であるジャン・トッドと世界的なキャンペーン「FIA action for Road Safety」をサポートすることに決めました。

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キャリバー RM036

手巻きトゥールビヨンムーブメント、時・分表示、6時位置に秒表示、Gセンサー、ファンクションセレクター

15本限定

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リシャール・ミルとジャン・トッドのチームは、急激な減速で身体にかかる物理的な力を計測し、ドライバーが道路の危険を察知できるメカニズムを開発しようと密接な共同開発を行いました。RM 036 トゥールビヨン Gセンサー ジャン・トッドの開発はこうして開始されたのです。

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RM 036は、ブランドのアイコンともいえるフォルム、トノー型を採用。人間工学に基づき、曲線を描くケースは、ジャン・トッドの依頼によるものです。その内部には、カーボンナノファイバー製の地板の上に、グレード5チタンとARCAP®だけを使った、トゥールビヨンムーブメントのキャリバー RM036が搭載されています。
ムーブメントはこの素材の組み合わせによって完璧な耐久性と平面性を誇り、ポリッシュ仕上げやショットブラスト仕上げ、サテンブラッシュ仕上げなどの仕上げと美しいコントラストを描きます。キャリバーには時針、分針、秒針に加えて、ルノー エ パピ社がリシャール・ミルのために独自に開発し特許を得た機械式Gセンサーを搭載。このセンサーは小型の内部装置の動きをインジケーターに伝え、着用者に重力加速度を視覚表示します。

地板に直接組み上げられたこの複雑な機構は、急激な減速の際に時計の着用者にかかる重力加速度(G値)を表示して視認できるように設計されました。

50個以上の部品から成るGセンサーは、大きさわずか17mmながら数十もの減速Gに耐えることが可能です。言うまでもなく、ムーブメントには絶対的な堅牢性も備わっています。



12時位置にある針と目盛りは、RM 036のもう一つのユニークな特徴であり、減速がドライバーにとって安全(緑のゾーン)なのか、危険(赤いゾーン)なのかを表示します。9時位置のプッシュボタンを押すと素早くゼロに戻ります。

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TOURBILLON PANDA
RM 056
TOURBILLON CHRONOGRAPH SAPPHIRE
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