日産e.dams

2014年9月に最初の選手権が開催されたフォーミュラE。シリーズ設立当初からリシャール・ミルのパートナーとして参加した「ルノーe.dams」は、3度チャンピオン（2015年、2016年、2017年）に輝き、現在は「日産e.dams」にチーム名を変更しています。

本シリーズは新しい部門であるため、モーターレース界の権威からも理念を支持してもらう必要がありましたが、そこで立ち上がったのがFIA会長ジャン・トッドでした。そしてリシャール・ミルの時計にも、イノベーションを通じて究極のパフォーマンスを追求しようという同じ思いが込められています。

誰もが大きな関心を抱く環境問題を踏まえて、フォーミュラEはエネルギー、環境、そしてパフォーマンスという3つの中心的な価値観を基盤としています。この選手権は自動車のマニュファクチャラーとコンストラクターが電気エネルギー分野のイノベーションを披露する絶好の機会であり、次世代自動車の新テクノロジーを開発する上で理想的な枠組みとなっています。

日産は、公道を利用した電気自動車レースABB FIAフォーミュラE選手権へ2018年12月の第5シーズンから初参戦し、世界各地の12都市で13度のレースに参加します。日産も採用する新型フォーミュラEマシン「Gen2」は、出力が向上する上、バリエーションも豊富になり、革新的なフォーミュラE選手権の魅力を一層高めることでしょう。

この画期的な選手権とコラボレーションを結ぶことにより、リシャール・ミルは今日の世界が直面する「地球をきれいな場所にする」という重要課題に取り組みます。日産e.damsは、新しい次元のテクノロジーを追求するだけでなく、交通手段に対する私たち一人ひとりのニーズに希望と解決策をもたらすのです。